印税って何だ?印税のお話

夢の印税生活、、誰もがワクワクする言葉ですよね、、曲がヒットして印税が沢山入ってお金持ちになる。でも印税って何でしょう?興味ある人はぜひチェックしてみてください。

■印税って何だ?印税のお話
 ・印税は使用者が支払った「使用料」の事
 ・JASRAC&著作権管理団体とは
 ・音楽出版社との契約
 ・CDが1枚売れると印税はどのくらい?
 ・印税には1次使用料と2次使用料がある

印税は皆が払った「使用料」

夢の印税生活、、を夢見る前に印税がどうやって作家のもとに支払われるのか?それを知る事が先決 JASRACとは、、音楽出版社との契約、、ここではその概略を紹介させてもらうので、概略をここでイメージしてください。

■権利者と使用者
まず印税を理解するためには「権利者と使用者」がいる事を知ることからスタート。

【権利者】
音楽でいうと作曲者や作詞者、出版社などの作品を創りその権利を持っている人(法人)の事を言います。

【使用者】
CDを買ったり、コンサートに行ったり、カラオケを歌ったりして、その作品を使用(買ったり、歌ったり、演奏したり)してお金を支払う人の事を言います。

余談になるけどシンガーソングライターの歌手がコンサートで自身の曲を歌う時、この歌手は「権利者」と「使用者」の両方の顔を持っていることになる。

つまり作った本人として「権利者」、その曲を歌った人として「使用者」として自ら使用料を自分に支払う…そういうことになるんです。

ただ、お金(使用料)を支払うのはコンサートの運営会社が払うんですけどね…面白いですよね。

JASRAC&著作権管理団体とは

現在日本には国から認可を受けた著作権管理の団体がJASRACを含めて4団体あります。その中で一番の古手はお馴染みのJASRACです。

ではJASRACを含めて他3団体はどんな活動をしているのか?大きく分けるとその役割は「楽曲管理」「著作権使用料の徴収&分配」です。そして作家が受け取る印税の流れはこうなります。

・使用者が使用料の支払う
    ↓
・管理団体が徴収
    ↓
・権利者へ印税分配


ここで覚えてほしいのはJASRACなどの管理団体は自社で管理している楽曲以外は処理しません。

つまり何処の管理団体にも登録されていない曲はいくらヒットしても作家には一円の印税も支払われない…と言う事になります。

ちょっとビックリですよね

音楽出版社との契約

著作権契約に関しては、メジャーレコード会社でリリースされた楽曲は、殆どがJASRAC等に登録されている楽曲です。作家はほとんどの場合、音楽出版社と著作権譲渡契約を結ぶ事になります。

譲渡と言っても権利をすべて預けるのではなく、印税には「人格権」と「財産権」があり「著作権譲渡契約」とは、そのうちの財産権の管理徴収をお願いする契約と思ってください、、、ですのでこの契約をしたとしても人格権、つまり作った人の権利は守られるので安心して契約を結ぶことができます。

契約パーセントは25%が主流。この25%というのは、著作権トータルを100%と仮定して、そのうちの50%は出版社、作詞25%、作曲25%という取り分になります。

また一般的な契約書のフォームはひな形があり統一されています。

ただ、契約書が送られてくるタイミングはまちまちで、これはJASRAC等の作品届の締め日が年4回あって、出版社やレコード会社は出版権(50%)をその曲をプロモーションするために色んな会社等に分けて一緒にその曲を売ろうとしています。

その調整等で契約書が遅れることもよくあり、CDが発売されてから2、3ヶ月経ってから送られてくる事もあるので覚えておいてください。

CDが1枚売れると印税はどのくらい?

印税は簡単に言うと「使用者」が支払ったお金の中に含まれています。

例えば、CDの単価が税抜き価格で1000円だとします、、その中の約7%くらいが印税として権利者に支払われ、CD1枚売れた時に作家に入ってくる金額はおよそ2円50銭前後、ただし、CDの単価や収録曲数によってケースバイケースになります。

■10000枚うれた時の計算例

 ・2.5円 x 10000枚 = 25000円

これがCD等が売れた時に発生する1次使用料です。以外と少ないでしょ、、ただその後に曲が色々使われた時に発生する2次使用料が夢の印税生活にいざなってくれます。

印税は単純にCDの売り上げだけではなく、その作品がいかに使用されたかで印税額に大きな差が出てきます。また、当然シングル表題曲はたくさん使われ、1次使用料の3~4倍は印税が入ってきます。それ以外のC/W曲は表題曲と比べると1次使用料だけ…という事も、、目指せ表題曲ですね。

それ以外にもコンサート、カラオケで使用されたり、ビデオ等で使用されたり、それぞれ別途の使用料%規定がありそれに基づいて計算され、分配されます。

印税の一次使用料と二次使用料

印税には1次使用料と2次使用料というものがあります。

1次使用料は主にCDや配信で楽曲が売れた時に発生する使用料で、2次使用料はCD以外でTVでかかったり、ビデオに収録されたり、カラオケで歌われたりしたときに発生します。

実は作家にとってこの2次使用料が重要でおいしい収入になります。

先ほど書かせてもらったようにその曲が表題曲だった場合、その3倍から4倍の印税が2次使用料として発生してきます。作家にとってみるとシングル表題曲になると儲かるという事になります

またずっと歌い継がれている曲はカラオケでいつも歌われ、その使用料が何十年にも渡って毎年作家の所に振り込まれる事もあります。

アメリカの作曲家が作ったスタンダード曲で「スターダスト」という曲があります。この作曲家は1年中旅をしていて、年に数回印税明細を確認しに事務所に出勤する、、みたいな話を聞いた事があります。

目指せスタンダード曲ってところでしょうか(笑い)

 

印税の話、ちょっとイメージできましたか?実はもっと色んな話や逸話?があるので機会があったら追加加筆してみたいと思います。