売り込み活動のノウハウ

作家活動する時に一番の関心ポイントは「自分をどうやって売り込みしていくのか?」それが最も知りたい所ですね。

ただし最初の時は実績もなし、自分に自信が持てない…そんな人も沢山いると思います。

でもそこで弱気は厳禁、ここは強気にいかなくてはね!

そこで自己アピールをするためのアイテムやノウハウをお伝えしましょう。

ぜひ参考にしてみてください。

■作家の売り込み活動
 ・売り込みは作家事務所、制作会社へ
 ・売り込みに必要なアイテムは
 ・プロフィールを作る
 ・作品は3、4作に絞り込む
 ・活動用にブログ、HPを作る

売り込みは作家事務所、制作会社へ

音楽業界の仕組みの所で書かせてもらいましたが、音楽系の会社には「それぞれ異なる売り物」のがあります。

 ・レコード会社の売り物はCD、配信
 ・プロダクションの売り物は歌手、タレント
 ・音楽出版社の売り物は楽曲
 ・作家事務所の売り物は作家
 ・制作会社の売り物は制作能力

例えば、八百屋さんに魚を売り込みに行っても売り物が違うので仕事にはなりませんね…

そこでポイント。

作家の売り込みはレコード会社ではなく作家事務所、制作会社に絞るのがベストです。

理由としては

・作家事務所の売り物は作家さん
・音楽制作会社は自社制作をする時に所属作家が必要だから

では作家としては何からスタートしていけばよいのか?

それは売り込みをする為に「売り込みセット」を作る事からスタートしましょう。

売り込みに必要なアイテムは

【売り込みセット】

  1. プロフィール
    作家名、本名、出身地、居住地、音楽活動履歴等を記入する。
  2. 作品     
    数作用意する。
  3. 名刺
  4. HPやブログ

プロフィールを作る

作品を送られた来た担当者は最初に何を思うのか?それは「コイツ何者?どんな奴?」だと思います。

それを払拭してもらうためのプロフィールです。

・名前
・連絡先
・どんな音楽活動してきたのか?
・どんな音楽に接して来た人なのか?

をアピールできるプロフィールを作成しましょう。

また、新人の時はプロフィールに書ける採用作品等はないと思いますが、友人のバンドへの作品提供など、今頑張っている活動を恥ずかしがらずに書く事。相手も新人とわかっているので自信をもって書き込んでください。

作品は3、4作に絞り込む

これは「自分はどんな作品を作れるのか」をアピールするためにタイプが違う作品を3~4作、用意しましょう。

沢山送りすぎると「選択能力がない人」と思われ、逆効果になるので注意。もし担当者があなたに興味がある場合「もっと作品見せて…」という事に必ずなるので、その時の為にとっておきましょう。

活動用にブログ、HPを作る

あなたのプロフィールや作品の公表サイトとしてブログ、HPを作りましょう。

例えば、あなたの作品を見た担当者がもう少しあなたの事が知りたい…と思った時に見てもらえる為のサイトです。

そこにあなたの「プロフィール」や「主だった作品」もし可能であればあなたの人柄や音楽観を伝えられるページも作っておくとベスト。

ただし、ブログ等に掲載した作品は「公表済作品」になるので、他では使えなくなるリスクがある事も理解しましょう。

もし、その状況を理解したうえで「この作品を使いたい」という人が現れる以外は自分の宣伝用の作品として割り切ることも必要です。